このイベントは終了しました。
誰もが簡単に意見を世界に向けて発信できる「大SNS時代」まっただ中。 掌から瞬時に世界中を駆け巡る自分の言葉は、時に人の心を動かす薬となれば、時に人を傷つける刃ともなります。
――ヤバい、キレい、楽しい。他にこの感動を伝える形容詞は無いのだろうか…!!
――自分のタイムラインを見返すと、自己主張が強すぎる。もしや私って痛い子…?!
――なかなかリツイートされないし、ふぁぼられない。どうしてみんな共感してくれないの!!
特に美術に興味を抱く人々にとっては、愛すべき作品を魅力的に語る「表現力」、140字にまとめる「編集力」の2点は頭を抱える問題でしょう。
聖ヴァニラ学園では美術を語るうえでの黄金鉄則から、生きた言葉に落とす方法まで、美術評論家の宮田徹也さんをお招きし、言葉の海の航海術をレクチャー&実践いたします。
美文と駄文の境界線とは?!感動は140字で伝わるのか?!
さぁ、一億総評論家時代の荒波に立ち向かいましょう!
宮田徹也(みやた・てつや)
1970年生まれ。1991年神奈川県立田奈高校中退、2000年和光大学卒業、2003年横浜国立大学大学院修士課程修了。
明治美術学会、日本映像学会所属。共著:『アート・検閲、そして天皇』(社会評論社/2011年)、『芸術とメディアの諸相』(タイケン/2013年)等。
論文:「山口長男《軌》のマチエールについて」(『横浜美術館研究紀要』第九号/2008年4月)、「蜜月の乖離—瀧口修造「白い漫画、黒い漫画」を中心とした一九五六年前後の美術と漫画の関係性—」(芸術メディア研究会「クロストーク」第三巻・第一号/2012年)等。
新かながわ、舞踊音楽新聞、テルプシコール通信、ステップスギャラリーWeb、批評の庭web等に批評を投稿。